インロー外径高さ確認ゲージとは?通止検査で高さ公差6.2±0.2mmを瞬時判定する専用ゲージ製作事例
測定バラつきを排除し、ラインサイドで誰でも即判断|インロー凸形状に最適化した高精度通止ゲージ
製品仕様(Specification)
- 品名:インロー外径高さ確認ゲージ
- 形状:14 × 40 ×
・T6 +0.02 / 0(通り側)
・T6.4 0 / −0.02(止まり側) - 材質:SKS3
- 熱処理:焼入れ焼き戻し+サブゼロ処理(HRC58~63)
- 表面処理:黒染め防錆処理
- 設計:渡辺精密工業株式会社
- 数量:1個
- 当社製造番号:26-00012
課題:インロー高さ測定の『時間・バラつき・難しさ』
製造現場では、インロー形状の高さ管理が重要な品質項目となります。
しかし従来の測定方法では、
- ノギス・高さゲージによる『測定時間の増加』
- 測定者ごとの『バラつき』
- 大径ワークによる『測定の難しさ』
といった課題が発生していました。
特にラインサイドでは、『誰でも・すぐに・同じ結果』が求められます。
解決策:通止方式による『瞬時判定ゲージ』
本事例では、『通止(GO/NO-GO)方式』の専用ゲージを設計・製作しました。
通止判定の仕組み
- 『通り側』:T6 +0.02 / 0
- 『止まり側』:T6.4 0 / −0.02
この2段構造により、
- 低すぎる → 入りすぎる → NG
- 高すぎる → 入らない → NG
- 規定範囲 → 適正 → OK
という『視覚・感覚での即判定』が可能になります。
対象ワーク:インロー凸形状(φ215)の高さ測定
今回の測定対象は、『インロー凸形状(はまり込む側)』です。
- 外径:φ215
- 高さ公差:6.2 ±0.2mm
つまり許容範囲は、
『6.0 ~ 6.4mm』
となります。
技術ポイント:ワークに追従する曲面設計
φ215専用の円弧形状
ゲージ接触面には、
『φ215に合わせた曲面形状』
を加工しています。
これにより、
- ワークとの密着性向上
- 測定位置の安定化
- 誤差低減
を実現しています。
単純な平面ゲージでは実現できない、『ワーク最適化設計』が重要なポイントです。
導入効果:測定工程の大幅改善
本ゲージの導入により、
- 測定時間の短縮
- 作業者によるばらつき削減
- 判定ミスの防止
- 教育コストの低減
が実現しました。
結果として、
『品質の安定化と生産性向上』
に直結しています。
なぜ専用ゲージが必要か?
市販測定器では、
- 特殊形状に対応できない
- 測定手順が複雑
- ライン検査に不向き
といった制約があります。
そのため、
『製品専用の検査ゲージ設計』
が、現場改善の鍵となります。
対応可能な領域
渡辺精密工業株式会社では、
- インロー高さゲージ
- 通止ゲージ
- 段差測定ゲージ
- 専用検査治具
- ライン検査用ゲージ
など、現場に最適化した検査ソリューションを提供しています。
このようなお悩みはありませんか?
- インロー高さを簡単に測定したい
- 測定作業を標準化したい
- ライン検査を効率化したい
- 特殊形状ワークの検査に困っている
- 通止ゲージを特注したい
まとめ:『測定から判定へ』の転換
本事例の本質は、
『測る』から『入れるだけで判断する』への転換です。
これにより、
- 現場の負担を減らし
- 品質のばらつきを抑え
- 検査スピードを向上
させることが可能になります。
FAQ(よくある質問)
Q1.インロー高さ確認ゲージとは何ですか?
A1.インロー形状の高さが規定範囲内にあるかを『通止方式(GO/NO-GO)』で瞬時に判定する専用検査ゲージです。
Q2.通止ゲージのメリットは何ですか?
A2.『誰でも同じ判定ができる』『測定時間が短い』『ばらつきが出ない』という点が最大のメリットです。
Q3.なぜ専用形状のゲージが必要なのですか?
A3.ワーク形状に合わせることで、測定位置が安定し、誤差を最小限に抑えることができるためです。
Q4.どのような公差管理に向いていますか?
A4.今回のような『6.2±0.2mm』のような範囲管理や、上下限が明確な寸法管理に最適です。
Q5.市販ゲージでは対応できない理由は何ですか?
A5.特殊形状や大径ワーク、ライン検査用途などは市販品では適合せず、専用設計が必要になるためです。
Q6.1個から製作は可能ですか?
A6.はい、単品・試作から対応可能です。用途に応じた最適設計をご提案します。
お問い合わせ
インロー高さゲージ、特殊インロー確認ゲージをはじめ、各種テーパー製品、測定具、原器、マスター、そしてさまざまな改造、技術的な相談、リモート相談、立会い希望、ゲージ・治具・試作品・設備部品・研究開発品の仕様検討など、
まずはお気軽に【渡辺精密工業株式会社】までご相談ください。
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<認証(QMS関連)>
JISQ9100
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栓ゲージ、ハサミゲージ、テンプレート、砥石用テンプレート、スプラインゲージ、セレーションゲージ、テーパーアーバー、スプラインテーパーアーバー、スプラインマンドレル、スプラインプラグゲージ、スプラインリングゲージ、姿ゲージ、テーパーゲージ、球面ゲージ(内面、外径)、オス球面、メス球面、球面模範、各種模範、高さゲージ、高さマスター、ギャップゲージ、段差ゲージ、LFゲージ、総合ゲージ、深さゲージ、深さマスター、重量マスター(重さ原器)、セットアップゲージ、セッチングゲージ、ゲージ校正、AI画像測定器用校正マスター、非接触測定器用校正原器 等
<治工具>
機械加工治具、検査治具、検具、総合ゲージ、LFゲージ、MLFゲージ、自動機用ワーク固定治具、無人化対応用治具、パレット、コレット、コレットチャック、CMMホルダー、三次元測定器固定治具、かしめ爪、かしめ治具、位置決め治具、固定治具、ジラス金型 等
<金型>
精密金型部品(プレス用、射出成型用など)
<その他加工>
測定器、専用機、試験機、三次元加工、小穴加工、超硬加工、セラミクス加工、ガラス加工、樹脂加工、鏡面加工、ラップ加工、ラッピング加工、クラウニング加工、特殊プロファイル加工、面粗度加工、ドリル折損除去、試作部品、試験片、引張試験片、ねじり試験片、熱処理試験片、腐食試験片、メッキ試験片、圧縮試験片、校正用マスター、校正基準器、校正器具、点検具、等
<設計>
ゲージ設計、測定治具設計、総型ゲージ設計、総合ゲージ設計、測定ゲージ設計、検査治具設計、機械加工治具設計 、省力化・自動化治具設計
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